老いの春  42期代表 菅野 重篤

平成16年の春4月、42期生60名は期待に胸をはずませながらイズミティ21での明青大入学式に臨みました。

あれから15年。病気やご家庭の事情等により退学する方が出まして、平成30年度の同期生は入学時の3分の1となりました。しかし残った仲間は気持ちを新たにして班活動の充実を図り、同期会の盛り上げを試みました。

8月には施設見学先として新装のNHK放送会館を見学する事としました。錦町公園の一角で、江戸時代には仙台の鬼門に当たり、邪悪な鬼の侵入を防ぐ祈願寺としての定禅寺の跡地でもありました。

明治以後は藩の保護を失って廃寺となり、常禅寺通り名に名残りがあります。又当時、同心町南端から東六番丁への突き当たりまでを長丁といったが、長町とまぎらわしいので昭和10年以来、錦町と改称した。

戦前まで仙台育英学園がありましたが空襲で焼失し、昭和28年にレジャーセンターという文化・体育施設が各種行事で賑わいまた市武道館やホテルも建設されたがいずれも老朽化し取り壊され現在の公園となりました。

8月29日に集合して2階のレストランで昼食をいただき、食後、案内係の指示で最新式のスタジオ・施設等を見学して記念写真撮影後、現地解散しました。

11月26日には、3月に栄誉賞を受賞する事もあり、忘年親睦交流会を秋保の蘭亭にて開催いたしました。当日は三々五々に温泉を楽しみ、いざ記念撮影となりましたが幹事がカメラを忘れ、参加者の誰も持ってきていない。

たまたま隣室で明青大手芸クラブの懇親会が開かれていると聞き、代表数人が押しかけて「誰かスマホ持参の方は居りませんか」と頼んだ所、運よく持参した方がいて写真を撮っていただきホッとすると共に感謝します。

俳人富安風生の句に“生くることようやく楽し老いの春”というのがあります。高齢者の明日への希望を伝える作品かと思い出させられた1日でした。