講師は東北大学大学院医工学研究科教授 永富良一先生です。先生は医学部卒業後医師として勤めた後、平成6年から運動学分野に進み健康維持増進医工学分野の教授となり、平成23年から医工学研究科の副研究科長を務めています。

最初に本日の学習の印象と結論を申し上げれば、
「普段の生活にいかに運動を取り入れるか、どのくらい動いているかによって体力の衰弱が早いか遅いかが決まってくる。さらに、認知症予防に大きな影響を与える」と言えるでしょう。

上のように骨折は高齢者では大腿骨が多く、高齢者衰弱と併せると25%で一番多くなる。

筋肉トレーニングの効用 ~ 損傷から再生へ
① 筋肉は壊れても2週間ていどで再生する(筋肉痛はあるが壊れるのは数%、残りは正常)
② 2回目は初回トレーニングの一か月後に効果出てくる。

運動の目的と効果については以下の通りです。

また同じような老人ホームでも、自室トイレと共同トイレの入居者では、普段の活動量が異なり、運動能力に反映され衰弱に差が出ることが調査結果として出ています。

アドレナリンが出れば脳が変る

さら脳の問題です

左の写真は義足ジャンパーと健常者のジャンパーの脳の働きの違いです。義足ジャンパーの脳は左右両方が赤くなっているのがお判りでしょうか。アドレナリンは遺伝子の利用状態を変化させるとのこと。運動のさまざまな効果の一つかも知れない。

 

認知症を予防しいつまでも元気で過ごすために、運動の効果と重要性がお分かりになったでしょうか。先生は「やらなくなるとできなくなる」とも言われました。従って、
・できるうちは出来る範囲でやった方がよい
・きついことはほんの少しの時間でよい
さらに
・時々興奮することも重要
・笑いはアドレナリンをアップする として学習を終えました。

最後は全員立ち上がって先生の指導で軽い体操で締めくくりました。

本日の出席者は 625名 でした。