今日の講師は仙台七夕を支えて130年という老舗、鳴海屋紙店(現在は鳴海紙商事株式会社)の鳴海幸一郎さん。このかた、仙台のど真ん中、大町生まれの大町育ちで生粋の仙台っ子。七夕の歴史と仙台七夕を裏で支えているお話しを聞かせていただきました。

七夕の歴史を説明する鳴海幸一郎 氏

 以下、かいつまんでお話のポイントを記します。
★仙台七夕には雨がつきもの。雨の日だけ見ることができる東一番町4丁目商店街の飾りの退避の見事さ
★吹き流しの上に載るくす玉は戦後、森天祐堂が考案したそうです。くす玉の下の部分が本来の姿。

くす玉は戦後仙台の森天佑堂さんが発案し全国に広がりました

★七夕祭りを実施しているのは全国66市町村。三大祭は神奈川県平塚市、愛知県一宮市と仙台市。
★飾りに使う孟宗竹は3年物が良いといわれ、一竿に5基の飾りつけを並べるのが仙台流。
★七夕の準備は、春彼岸に始まり秋彼岸に終わるといわれるが、和紙への色染めは1~2月から始まる
★七夕飾りはほとんどが手作業。多くの手間暇により美しい飾りが出来ていることを感じてもらいたい・・ということで実際の飾りつけと後片付けの映像を視聴。改めてその大変さを実感しました。
★くす玉に使う花飾り・・・和紙を7枚重ねたものを7つ折りにし針金で括ったもの・・・を今日の学習会出席者600名はいたと思うが、全員に配布され各々作りました・・・鳴海屋さんに感謝。

真剣な表情で花飾りを作っています

会場はほぼ満員。「花飾りできた人!」で上にかざしました

そのほか、七夕の歴史などは配布された資料「七夕の由来」を参照してください。この資料で使われている紙は七夕で使った孟宗竹からつくられたものだそうです。

今日学習を受けた人の今年の七夕祭りは、きっと、これまでと異なる視点で見ることになるでしょう。

鳴海屋紙商事(株)のホームページにも七夕に関する解説があります。