今日の学習は明青大初めての外国人の講師、東北大学大学院環境科学研究科准教授のトレンチャー・グレゴリー先生から講義をしていただきました。
先生はオーストラリア・メルボルン出身。来日12年とのことで日本語はほぼ完ぺきで、写真のようにハンサムな先生です
自己紹介(背景)
来日前はオーストラリアのケインズ北部で漁師をしたり、鉱山でトラック運転手もしていたとか。2014年に東大大学院を卒業し2年前から東北大学とのことでした。
先生が環境を学ぶきっかけは15年ほど前にゴア米元副大統領が制作した映画「不都合な真実」。来日した頃に初めてこの映画を見て価値観が変わったそうです。
以下に添付したPDF資料は先生から提供されたものです。画面にカーソルを当ててページをめくりご覧ください。
地球温暖化(自己紹介)地球温暖化の基礎知識
世界の平均気温は、150年前と比較して1℃上昇した。その原因は、火山活動、エルニーニョ現象、太陽活動などがあげられる。
一方、日本の平均気温はこの間1.19℃上がっている。また、東北では春の気温上昇が一番大きく、仙台では桜の開花日が年々早くなる傾向にある。
温暖化基礎知識このまま何も対策をしなければ2100年までに4~5℃上がってしまう。そのため2015年パリ協定が採択された。
パリ協定(第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21))の目的
産業革命前からの世界の平均気温上昇を「2度未満」に抑える。加えて、平均気温上昇「1.5度未満」を目指す
このまま対策をとらずにCo2が排出されていくとどうなる・・・講義で紹介された世界気象機関「2050年の天気予報」の動画はここをクリックしてご覧ください。
(YouTubeにリンクしています)
今求められる対策
1988年にニューヨークタイムスが警鐘を鳴らし、京都議定書が成立しパリ協定が締結されてもCO2は増えている。
欧米は減少しているのに日本は増えている・・・
日本人の平均的な生活によるCO2排出量が一番多い・・・そこで・・・
対策3まとめ
まとめグレゴリー先生、ありがとうございました。
さあ、今から私たちもできることから実践しましましょう。
本日の聴講生は、621名でした。