令和2年度同期会だより(48期)
48期代表 佐 藤 直 子
我が48期は平成22年4月に明青大学に入学し、 今年で11年目になろうとしている。48期としての活動は、毎年実施してきて恒例となった春の花見、夏の暑気払い、秋の芋煮会はコロナ禍の影響で全て中止となり、班単位での活動となりました。また、今年度の総会も書面でということになる予定です。秋にはコロナ禍も終息するのではとの勝手な予測とは裏腹に周囲にもじわりと広がってきています。先も見えずワクチンの普 及が待たれるところです。
そんな中、10月7日の学習日では、南部健一先生の講演の最後に「老いは感性を豊かにする」を朗読できたことは48期に少し貢献できたのではないかと自負しています。
最後に、今年こそはコロナ禍が終息して、以前のように普段の生活が戻り、明青大同期の方々が再び元気に集える日が来ることを願って、老いの賛歌の思いを込めて漢詩を一作披露して結びにしたいと思います。
「訪俊呂磐司岩」(一東韻)
閑遊送歩起渓風
絶壁穿雲興不窮
滿目秋光無限好
此生老倒歳時豊
読み下し文
「俊呂と磐司岩を訪ぬ」
閑遊して歩を送れば渓風起こり
絶壁雲を穿って興窮まらず
満目の秋光無限に好し
此の生老倒して歳時豊かなり