令和3年度 同期会だより(44期)
44期代表 吉 田 初
新型コロナウイルス感染症の発生から2年、ウイルス株は変異を続け感染力の強いオミクロン株となり第6波という大きな波の襲来が想定されています。
これまでコロナの感染防止対策のため同期会活動も思うようにならず、活動計画の大半を中止せざるを得ない状況が続いています。
少人数の活動という事で、委員会・班会などかろうじて行っていますが、皆で集まって語り合い、「楽しく元気を得ること」が出来ないなど、私達にとって大きなダメージとなって降りかかっています。この2年の間で亡くなられたり、体調を崩し退学や休学された同期生が急増し、コロナ発生前までは年間1、2名程度の減少であったものが、この2年間で7名も減ってしまいました。
この出口の見えないコロナ禍の中でどの様に活動をして行けるのか困窮しているところです。
諸外国の例ではオミクロン株の感染者が急増し、1日に100万人にも上るところも出ていますが、規制強化はせず、ワクチン接種の推進、対応薬の投与など重症化のリスクの低減を図りながら日常生活に戻す方策に変わって来ているようです。
日本でもオミクロン株の感染者が確認されていますので今後爆発的に感染者が増加する事が懸念されます。
オミクロン株は感染力は強いものの、重症化リスクは従来株に比べ低いと言われています。しかし高齢者や基礎疾患のある人などに対してはどうなのか、まだ掴めていないのが現状のようです。これからコロナ禍が直ぐに収まるとは思えません、正しく恐れながらも日常生活を取り戻して行かなければと思っています。行政当局や明青大の指示に従いながら本来の活動を取り戻す方策を考えて行きたいと思いますし、コロナ禍の収束が早く来るよう願っています。