令和2年度同期会だより(35期)

35期代表  山 田 雄 敏 

第35期吸収合併同期会(仮称) 

― 老いと向き合う ― 

昨年2月下旬、厚生労働省からの新型コロナウ イルス感染拡大防止のための「イベントの開催に関する国民へのメッセージ」が出されてから 明青大学学習計画も前半は中止となり、9月より 定員の半数での学習再開に踏み切りましたが、 我が同期会の年間活動計画は全面中止としました。従ってこの一年間は、一度も顔合わせをしておりませんし、記録もありません。そこで、今回は我が同期会のプロフィール?(期・性別・年齢・入学年度・入学人数・学生総数)を紹介し、我々同期会の思いを述べてみたいと思います。 

第35期吸収合併同期会メンバーは10名です。

◎第31期生(1名)〈学生負担金免除〉
 Sさん女94歳 平成5年度(1993年)入学  ※入学生35名 学生総数497名 

◎第33期生(1名)〈学生負担金免除〉
 Yさん女94歳 平成7年度(1995年)入学  ※入学生82名 学生総数525名 

◎第34期生(2名)
 Kさん男94歳 平成8年度(1996年)入学
 Hさん男88歳 〃
 ※入学生70名 学生総数528名 

◎第35期生(6名)
 Sさん男97歳 平成9年度(1997年)入学
Tさん女91歳  〃
 Tさん女87歳  〃
 Hさん男90歳  〃
 Yさん男89歳  〃
 Yさん女85歳  〃
 ※入学生61名 学生総数536名 

◎平均年齢90.9歳 

私達の世代は今、人生の総仕上げとして老い と向き合っている。「人生の夕暮れ時」を生きる 中、自らの姿を柿色に染めながらも、少しでも社 会を照らせるよう地域づくりに参画していきた い。 

「青春とは人生のある期間を言うのではなく 心の様相を言うのだ」「年を重ねただけで人は老 いない。理想を失う時に初めて老いがくる」。私 達は今、サミュエル・ウルマンの詩「青春」の文章 の意味をかみしめている。