令和4年度クラブ活動報告

写真クラブ  渡 邊 静 夫

1 コロナ様と共に
メディア等では、新規陽性者が急激に増えるヤマを「波」と表現しています。第一波は、2020.4.7全国的に繫華街での感染者が多く見られ、第1回目の緊急事態宣言が発出されました。その後、ウイルスが幾つかの強烈な変異株に変化して、第六波に突入し、収束が程遠く見通せない状況の中で、本クラブでは例年同様①専任講師の指導を受けるための定例会②部員による自主的定例会③撮影会④東北電力プラザ展示会⑤互選会(クラブコンテスト・上位入賞者は本学団欒に掲載⑥大学祭の計画で、感染者の状況が速やかに回復することを願いつつ、新年度に入りました。その内、定例会ではより精度の高い撮影技術を目指すためのテクニック等の指導を受け、研究会ではビデオによる講座や部員が日頃撮影した作品を持ち寄り、お互いに忌憚のない評価をし合ってスキルアップに努めて参りました。また、恒例の東北電力プラザ展示会では、今年で節目を迎えることとなり、「第10回記念展示会」を実施致しました。コロナ禍中にも拘らず、一般市民の方々、本学学友の大勢の皆様のご来場賜り、記念に相応しい展示会となり、皆様のに感謝しております。以上の様に、コロナ禍で行動自粛が続きましたが、私達は活動を休むことなく学習を継続しました。結果として、クラブ内から感染者を出さずに済みましたが、しかし、まだ非常事態は変わらず、メディアで発表されている人数より隠れ感染者が存在することを強く意識して、これからも個々人が感染基本予防に努めることが不可欠と考えられます。
そんな中での身近な話題として、地元東北大学研究グループ(佐野大輔教授)が下水道調査の感染者予測を学術的に調査を続け、かなり精度の高いデータを七発表し、社会に貢献されたことが高く評価され、2022.6.16にはいち早く第七波襲来が懸念される旨示唆した経緯があり、地道な研究が功を奏して7月にはその通り第七波に突入しました。困った事柄ではありますが、お見事と言えるのではないのでしょうか。称賛の声を発したいところです。
2 理想的なタイトル
折角の機会なので、ここでは私達が学んできた作品のタイトルの付け方をご紹介致します。タイトルは写真をより魅力的なものにするという大事な役割を果たすもので、タイトルが付いて初めて作品となります。(一般的にその比率は写真7:タイトル3と言われています。)
また、印象的な概念や社会の様々な事柄を伝えたい内容が、写真で不足している場合には、言葉で補うことを常に意識しておくことが大切と思われます。
さらには、タイトルは写真の絵の持つ表情をより豊かに感じさせたり、心理的描写を深めたり、物語性を無限に広げる力があり、同じ写真でもタイトルの付け方次第で印象が全く変わる場合があります。そして、タイトルは短めに「7文字を超えない程度」が理想的と言われており、シンプルな言葉は,心情やその状況が豊かに伝える可能性があります。
皆さんもご自分で写真を撮ったら、由無事(つまらないこと)等 と思わずにタイトルを付けて楽しんでみては如何でしょうか。
3 クラブ会員募集
本クラブでは、「学友の皆様のご入会」をお待ちしております。私達と共に仲間づくりを兼ねて、充実したクラブ活動を実践してみては如何でしょうか。
連絡先:熊倉忠英 Phone  090-7520₋8255