2020活動報告【写真クラブ】

写真クラブ  渡 邉 静 夫

1.はじめに

生涯学習(life long lerning)は、個々人の人生を豊かにし、学習を通じた仲間づくりにより、自己啓発や生活・健康寿命の向上に繋がると理解することができます。そして、充実した高年人生を楽しむため、老いを楽しく人生を自分らしく、いつまでも輝いていたいと願っております。

私達は本学で教養講座を学ぶ傍ら、写真の愛好者が集いカメラに関する知識や撮影技術の向上を目標としたグループで、お陰を持ちまして17年目を迎えることと相成りました。

2.本年度の活動実績

例年に習い今年度も①定例会②研究会③撮影会④大学祭⑤展示会⑥クラブ互選会の計画を企てましたが、この度の新型コロナ禍騒ぎで残念ながら長い自粛期間となり、殆ど活動ができませんでした。その中でも遠方を避けて「仙台うみの杜水族館」にて“動く被写体”のキーワードで撮影会を実施し、沢山の魚君達と童心に顧みて、楽しく想い出に残る一枚に挑戦して参りました。

また、毎年好評を得てきた「東北電力グリーンプラザ展示会」を令和2年6月16日~ 21日までの予定で準備を進めてきたところ、コロナ禍の影響で中止となりましたが、改めて令和3年3月9日~ 14日まで東北電力当局のご配慮により実施することができました。さらには恒例のクラブ互選会を行い、上位入賞作品は毎年「本学団欒」裏表紙に掲載させていただき、本学執行部の皆さんの心温かいご配慮に感謝申し上げております。

3.伝染病の今昔と予防

さて、疫病は大昔からありましたが、伝染病は消滅することがない様です。とりわけ、江戸の時代にも感冒が大流行したことが後世に伝えられ、今日まで医療医学が発達し清潔度が増した今日の社会でも根絶するのは不可能の様です。インフルエンザはその正体が判明しているのでワクチンや治療薬は存在するが、新型コロナは高性能の大型顕微鏡でも捉えることが不可能と云われ、多くの人々が見えないコロナ様と苦戦を虐げられ苦慮しています。その筋の専門の科学者でも“そこはか”であると云われ、恐怖を覚えるのは当然のことと思われます。

嘘の得意な政治家が国民の生命や財産を守ると口にする傾向がありますが、自分の命は自ら守るのが一番望ましいと考えます。私達も最低でも丁寧な手洗いやマスクの着用と三密を避けて外出する等の基本的な工夫や努力を辛抱強く続けることが肝要で、それが良い忍耐の訓練にもなります。一刻も早い終息の日が期待されます。

4.貴方の入会がクラブの発展を招く

ところで、近年は大型カメラでなくても、スマホで誰でも極めて高度で鮮明な写真を撮影できる良き時代となりました。写真クラブではいつでも“貴方様のご入会”を歓迎しております。入会して私共と一緒に仲間づくりをして、充実した大学生活を過ごしてみては如何でしょうか。

連絡先:熊倉忠英  電話:「団欒26号」参照