6/11 tbcテレビ65年の歴史から

  • 本日は、東北放送報道制作局長の齋川 裕先生から、テレビ放送65年間の膨大なアーカイブ映像より厳選した懐かしい映像を交えながら、マスメディアの役割、映像アーカイブは何故必要か?について講演をいただきました。

講師紹介

東北放送(株)報道制作局長 斎川 豊(さいかわ ゆたか)先生

1971年 仙台市生まれ
1990年 仙台一高卒業
1994年 慶応義塾大学 法学部法律学科卒業
1994年 東北放送(株)入社 報道制作局報道部
2014年 東京支社 報道部長

2017年 報道制作局 報道部長
2023年 報道制作局次長 兼 映像部長 兼 tbc気象台長
2024年 報道制作局長 兼 tbc気象台長

 

膨大なアーカイブ映像

  • 東北放送は1951年設立(当時の名称は「仙台放送」)、1952年ラジオ放送開始、1959年テレビ放送開始
  • 昨年(2024年) テレビ放送開始65年を迎え、ニュース・番組・ドラマ等の映像アーカイブ本数は315,529本
  • 保管媒体はODAと呼ばれる光ディスクで、本数は1,120本(1本のODAには、ニュースなら2,500回、野球は14試合の記録が可能)
    ただし、光ディスクは生産中止の予定があり、将来はクラウドへの保管を検討中

マスメディアの役割は?

  1. 事実を伝える:視聴者に情報を伝えて、正悪の選択肢を提供する
  2. 権力を監視する:汚職等の防止
  3. 時代を記録する:記録を後世に伝える

★これらは、民主主義で重要な「知る権利」を支える役割を担い、SNSが発展してもマスメディアの役割は変わらない(SNSは事実を伝えられるのか?)。

映像アーカイブはなぜ必要か?

  • 時代を記録する ⇒ 歴史を検証し次の時代へ生かせる
  • 映像を見ることにより時代背景がわかる ⇒ 貴重な財産

★アーカイブ映像をどう保管するかが課題となっている。

1959年~1969年の映像紹介

  • 東北放送の膨大な映像アーカイブから、今日の学習会のために編集した11年間の映像の紹介
  • どんな時代だったのか…、当時の宮城県のようすは… ⇒ 映像を見ると懐かしいし、よく分かる

tbcテレビをよろしく!(番組の紹介)

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本日の出席者は566名でした。

 

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