6/25 終活の進め方

本日は、株式会社清月記葬祭事業部次長の吉田健二先生から
終活の進め方についてモノの整理や情報の整理などに関して
「捨てる勇気をもって身の回りの片づけ方や整理」について
分かりやすくご説明頂き、ご講演頂きました。

講師紹介

株式会社 清月記 葬祭事業部次長  吉田健二 先生 


1.捨てる勇気を持つ!
世代が変わると、趣味が異なり残されると困るもの
(書籍、アルバム、写真、食器、記念品、趣味のもの等)
整理の仕方について具体的な説明がありモノの収納にあたり
一目でわかるようにしておき場所を決めてから順に整理する。

2.情報の整理 
連絡先リスト、ガラケー、スマホなどの電話帳登録件数は50件以上が大半ですが
エンデイングノートなどを活用してリスト化しておく。

3.財産の整理
元気なうちに準備しておく(印鑑・通帳・保険証書・インターネットオンライン契約など)、
資産のリスト化、家族への共有と遺言書、専門家への相談、整理・管理
介護をどこで受けたいか?介護費用を準備しているか?延命治療(万が一のときどうするか家族の意向は?)
これらについて家族で話し合っておく、又、免許証の裏面に臓器提供の記載はあるか?

4.葬儀
コロナ禍後は小規模(20~30人)になり身内のみでの『見送り邸宅』の利用が増えている。
このような家族葬は全国的にみると70%程で増加傾向にある。葬儀費用は100人100色で
葬儀にかかる費用はそれぞれ異なるので金額だけにこだわらず葬儀社に相談して欲しい。
コロナ禍以降は会食が減ったが再開され始めている。司会者と宗教者への謝礼も忘れないこと。


5.エンデイング信託の利用
◎みずほ信託銀行に預ける(信託財産として預けておくと銀行と違い預金者が死亡しても凍結されない)
◎アパート経営や駐車場経営などをしている場合は信託財産として登記しておく(成年後見人によるものではない)

専門家への相談


まとめ
仙台納骨堂(陸前高砂駅から徒歩5分)お寺の檀家にならなくても宗派に関係なく納骨できる。
街中の樹木葬、(太白区の日蓮宗のお寺や五ツ橋の天台宗のお寺など)
海洋葬 海に散骨する(微細粉し水溶性のビニール袋に入れて松島沖に散骨してGPSで緯度と経度を記載した証明書を出す)
この散骨は後に何も残したくない人が利用している。事前の意思決定は家族への思いやり。仙台での平均葬儀日数は3.5日。

本日の出席者は586名でした。