8/28 令和6年度 第8回学習会「よりよい高齢期を過ごす」~自分らしい生活をおくるために~

 本日は、長く福祉事業の現場に携わっておられ、高齢者に対する知識と経験の豊富な、
「社会福祉法人東北福祉会 せんだんの杜ものう」 総合施設長の 設樂順一先生をお招きして、
自分らしいより良い高齢期を過ごすための、多くの知恵をお話いただきました。

講師紹介 設樂順一先生

設樂順一 先生

略 歴
平成8年3月 東北福祉大学卒業
平成8年3月 社会福祉法人東北福祉会 入職
平成8年3月~平成21年3月 同法人せんだんの杜 勤務
◦職種は、介護職員・生活相談員・介護支援専門員・管理者として勤務
平成21年4月~平成23年4月 同法人せんだんの里 勤務
平成23年5月~同法人せんだんの杜ものう 勤務 現在に至る
◦平成29年4月~総合施設長 

本日の講演内容

社会福祉法人東北福祉会事業紹介
◦現在、6事業所を運営している。

老化とは

◦生理的変化と病的変化に分けられる。それぞれ一律ではなく、環境・生活状況が影響する。


加齢に伴う身体機能の変化
◦加齢に伴う身体機能の変化は、骨・筋肉・目・皮膚・耳・脳・心臓・呼吸器系・消化器系がある。

将来どこで暮らしたいですか?
◦住み慣れた家、なじみの人間関係を継続したい、介護が必要になっても家で暮らしたい。
◦しかし、現実は介護が必要になると、入院・施設へ入居となり、病院あるいは施設で亡くなることが増えている。

高齢期の暮らしを支えるサービス
介護保険制度は万能でない

認知症予防の考え方
程よい刺激のある生活
認知症予防の公式
(こうしき)
それぞれの年代ごとの目標を持つことが大切

各年代ごとの目標を具体的に持つ

老いを迎える上での自己点検、上手に老いる、地域で暮らすことを考える
認知症になった時のために、介護者へのメッセージ

地域における互助・共助の必要性と背景
今はサービスは買うことができるが、地域の支えあいはそうではない。

◦本日のお話は、我々、高齢者にとって身近で大変有意義な内容でした。
◦この先も元気に過ごしたいと思います。

本日の出席者は、545名でした。