令和3年度 同期会だより(54期)

54期代表  横 内 俊 男

またまたオンライン
団欒27号掲載の同期会活動報告の原稿依頼がありました。令和3年度は、コロナ感染症の為、4月予定の入学式、開講式、学習日が次々と中止となりました。5月から9月までの学習日は、奇数期、偶数期に分かれ、更に前後左右の席を空けて座っての実施でありました。54期生として、学習日に月1度出席しても会場の中、ホワイエで待機中も密にならない様に間隔を空けて待機、更に、会場の外でも密集しない様に注意されてきました。10月より全学生参加の学習会となりましたが、座席の間隔は狭まり、まだまだ、三密に注意でした。
三密注意の中、50人前後の出席者で同期全体に案内しての活動は、企画もできませんでした。54期としての活動は学習日に関する開催中止の連絡と書面による総会だけでした。同期会の工夫をこらした活動は、次年度に譲ることとしました。
団欒26号では、近所の大学生のオンライン授業と世の中でいかにオンラインが活用されているかを紹介しました。その後、新聞等で「オンライン」という言葉を気にしてみていました。学校や企業内外で盛んにオンラインが活用されています。葬儀もオンラインで実施とか、病気で医師受診もオンラインで実施とか、コロナ感染患者と家族の面会をオンラインで実施など、報道されていました。
企業内でオンライン業務を推進している会社では、コロナ前後に入社した社員を比較すると、業務量34%減、会話量33%減の状態との報告がありました。この勤務体制が続くと「元気ない社員」「組織活動が滞っている社員」が出てきた等の報告があるそうです。この辺が問題点なのか。
社員の中には、経費を考慮して、都会の住宅を引き払い、故郷の実家近くに住宅を持とうと検討している人もいるとか。
国家間でのオンライン会議も盛んにおこなわれているようです。日本の外務省、外国とオンライン会議で政治的交渉を進めています。
仙台の、東北高校硬式野球部は、台湾の彰化芸術高級中学の野球部とオンライン交流会を開いていると聞いています。
極めつけは、米国と中国のトップがオンラインで会談した記事でしょうか?
11月2 ~ 3日、岸田首相は、cop26に出席されました。何十年も先を見据えた、各国の温暖化ガス排出量に関する大切な会議であり、首相としての多忙な日程をやりくりしての出席でした。直後のマスコミによると、乗り物の中で最も大量の温暖化ガスを排出する飛行機で日英間を2日で往復、行かない方が、良かったのではないか。僅かな日程で、多くの外国首脳と面会できたと成果を誇示していました。
オンラインが、老人の孤独を解消する、自分は、批判を受けている岸田さんのように短時間面接でも「生の声」を聴きたい。