令和3年度活動報告【パソコンを学ぶ会】
パソコンを学ぶ会 部長 吉 田 初
情報化社会の到来と云われてこの方、永い月日が経っていますが、日本のデジタル技術の活用は諸外国と比べて後れを取ってしまったと言われてます。このコロナ禍でテレワーク、オンライン授業、ネット通販等の活用が否応なしに広がりを見せました。また、政府においてはデジタル庁を置し国民向けのサービスの構築に力を入れています。マイナンバーカードの導入にはポイント付与までして普及に努めましたが、思うようにびずでも40パーセント程度に留まっています。デジタル化を進める為にはカードの普及も欠かせません。22年末までに大半の国民が取得するよう更にポイント付加を増やすなどの施策を進めています。
また過疎地域までのネットワーク整備、個人情報の漏洩を起こさないセキュリティの確保、蓄積されたデータが有効に活用出来るよう国・地方公共団体等のシステムの連携などの基盤整備を進める事としています。
私達高齢者にとっては健康の維持が課題ですが、マイナンバーカード1枚持てば、健康診断、病気の受診、薬の処方などのサービスが受けられ、更にカルテなどのデータの活用により医療機関を変えても、重複した検査の排除、薬の適正な処方が受けられるなど一歩進んだサービスが受けられるのではと思います。
その他、生活に密接に関連する各種サービスについても利便性の高いサービス環境が整うものと期待されます。
私達のクラブもパソコンやスマホを使って、提供されるサービスを活用出来るように、お互いに学び合い、普段の生活に役立てて行きたいと思っています。コロナ禍のなかで、感染対策を取りながら対面学習会を実施していますが、クラブ活動の抑制時には、オンラインミーティング・オンライン教室を行いました。これらの事はコロナ禍の生活で溜まったストレスを発散するのに大いに役立ったと思っています