3/28 平成29年度 修了・閉講式
日 時 平成30年3月28日(水)10時~11時30分
会 場 太白区文化センター楽楽楽ホール
来 賓 仙台市生涯学習支援センター長及び関係者のみなさま
次 第
- 修 礼
- 国家斉唱 ピアノ演奏 第38期 和田 恒子さん
- 修了書授与 本科生6年修了者 第50期生49名
- 栄誉賞贈呈 修学15年以上の方 第41期生23名
- 平成29年度学事報告 関 運営委員長
学習講座・大学祭・同期会・クラブ活動・ボランティア活動等について報告がありました。 - 大越学長 式辞(要旨)
学習・同期会・クラブ活動・ボランティア活動通じ、50期生の本科生としての6年間、41期生の15年の長きにわたり、生涯学習を通じ、自己啓発に努められたことに敬意を表します。明青大も50年を超える生涯学習の場として、これからも、生きがいと自己実現を目指す姿勢が、我々のお手本になることを期待します。明青大は自主運営を基本とし、新年度も益々のご発展をお祈り申し上げますとのお言葉を頂きました。 - 修了生答辞 第50期生代表 廣瀬 博さん
- 栄誉賞受賞者謝辞 第41期生代表 今井 憲一さん
- 校歌斉唱 ピアノ演奏 第38期 和田 恒子さん
- 修 礼
記 念 講 話
講 話 『外国人から見た日本の発見』(要旨)
講 師 仙台明治青年大学学長 大越 裕光 氏
『私が日本に住む理由』・『外国人だから分かる日本』、日本人にとって、当たり前のことがらに、外国人は日本の優れた点や長所を客観的にみているようです。
海と山に囲まれた日本の自然環境、四季折々の変化、生活に根差した『和食文化』、神社・仏閣・日本の家屋における『建築様式』、歌舞伎・能・狂言等に代表される日本の『伝統文化』、農業・手工業や匠の技を駆使した『伝統工芸』にも興味があるようです。礼儀・道徳・謙譲にみられる、『おもてなし文化』、安全に裏付けされた『各種システム』、コスプレ・カラオケ・アニメにみられる『ソフト文化』。特に、3・11大震災の際の規律、国民性に日本の『安全安心』をみてとったようです。
一部を紹介いたしましたが、外国人からみた日本の良さは、まだまだ、沢山あります。
私たちが気づかない日本の良さと継承について、学習テーマでとりあげ、グループ討議の議題にしてはとのアドバイスもありました。
学長は今後の課題として、
・絶滅危惧種→消失の危機→継承問題
・日本人自身が気づかないうちに、日本の良さの消滅の危機。
・日本在住の外国人の増加に伴なうことによる、社会システムが変われるか、【日本のアイデンティ】との共有。
上記のような問題点の指摘もありました。
今日が、大越学長の最終講話となりますが、新しいお仕事も、私たちの生涯学習と関連があるようです。
3年間に亘り、明青大運営に、ご指導を賜り誠にありがとうございました。
今まで、下記のテーマについて講話をいただきました。
平成29年度『外国人から見た日本』
平成28年度『新仙台市教育振興基本計画概要について』
平成27年度『仙台市の学校教育の現状と課題』