2/13 古地図と写真(絵葉書)で楽しむ100年前の仙台
今日の学習講師は 風の時 編集部 代表 佐藤 正実 氏 です。
100年前の仙台を古地図と写真を見ながら、当時の思いを巡らし、1時間半を楽しみましょう!
1.昭和20~40年代の市街地と現在
上記写真の通り、50数年前との市街地の変遷が良く分かると思います。
風の時 編集部は13年前に立ち上げ、仙台市街地の変遷を地図、写真等を
収集、編集して地域資料としてメディアの役割を担っています。
2.100年前の地図と写真で仙台市街地を見よう!
・琴田じゅん一郎氏(第二師団)が明治44年から実測して完成されました。
※地図は、描いた時(時代)の街の様子を一覧することが出来る一級の
地域資料です。
・1900(明治33)年、郵便規則改正で私製ハガキが認可→絵葉書が普及。
※明治末、カメラが一般的ではない時代、絵葉書は写真による伝達手段
(メディア)だった。
※上記の大正元年と昭和3年の地図で大きな変化は市電、宮城電鉄(仙石線)の開通、仙台駅架橋(X橋)完成であることが写真で読み取れます。
※県庁舎の変遷が分かります。
※芭蕉の辻の変遷、襖絵には仙台四郎の人物絵も描かれています。
以上の通り、100年前の克明に描かれた古地図を辿り、当時に撮られた写真がその様子を浮き彫りに示しています。皆さんもこれから地図及び写真を辿り、仙台市の発展した変遷を更に知る愉しみを味わうことお勧め致します。