2020活動報告【里山自然観察会】

里山自然観察会  部長  吉 田  初

昨年来続いている新型コロナ感染症が未だ収束が見えない中、里山自然観察会の活動も感染症防止のため思うような活動ができない状況が続いています。

昨年は予定した行事の件数が27件ほどありましたが、実施出来たものは12件に留まりました。当初の計画では貸切バスを利用し近隣県にある自然豊かな里山のトレッキングやウォーキングをする行事が大半だったのですが感染症防止対策のため、長距離バスを利用する行事を取りやめ、近郊にある遊歩道にしたり、電車を利用出来る場所に変更したりと計画を縮小せざるを得ませんでした。

明青大の学習会の休止や半減の中、引きこもりの生活が続き心身共に滅入ってしまいがちでしたが、会の数少ない行事でも、近郊の山々や自然公園などを歩き自然と触れ合いながら体を動かすことで、生気を取り戻したように感じたものでした。

また会員とのコミュニケーションも会場の人数制限などで、総会も代表者を決めて行うなど情報の共有化がおろそかになってしまいました。会としては以前から参加申込みなどにオンラインストレージ(インターネット上でファイルを共用)サービスを利用し、会員がパソコンやスマホで会としての連絡や案内を閲覧・書き込みが出来るようにしていましたが、今回のようになかなか会合が持てない時には非常に役立ったと思っています。

コロナ下で実施した行事についてもスムーズに進めることが出来ました。

今年はオリンピック開催の年、早く収束してくれればと願っておりますが、なかなか収束の兆しが見えません。会の活動計画も前半は昨年並みに近くの場所で、後半には貸切バスによる近隣県へのハイキングも計画していますが、コロナ禍の状況を見ながらの実施となるだろうと思っています。