10/7 果てなき海へ漕ぎいでて
■58期生の全学習会出席のお知らせ
学習会開始前の冒頭あいさつで、廣瀬委員長から「58期生の学習機会と同期会活動の活発化のため、また、定員半分の学習会場を効率活用するため、令和2年度4回以降~令和3年3月まで全学習日に参加できる」ことの案内がありました。
本日のテーマ:果てなき海へ漕ぎいでて
講師・・・・・東北大学名誉教授 南部健一 先生
はじめに
先生から「研究者である私が、一人の人間として、自分がどこから来たのか?自分は何者か?命は何なのか?を若い世代に語りかけるつもりで、気ままに、お話したい」と話されスタートしました。
◇少年の頃
◇金沢への転居
◇学生時代
◇舟漕ぎ
◇大学時代
◇東北大学に採用される
◇迷い道
◇希薄気体力学へ(36歳~)
◇ボルツマン方式の研究
◇陶酔の罠
◇シベリアへ旅立つ(46歳)
◇ブルガリアに旅立つ
◇出直して見る
◇パリへ旅立つ(50歳)
◇怖れず
◇久々の陶酔
◇モットーにしてきたこと
◇37歳の時に叙勲…紫綬褒章
ボルツマン方程式を世界で初めて解読し、この研究により紫綬褒章を受章された。
◇「老いは感性を豊かにする」の朗読と詩吟を披露
48期の佐藤直子さんが「老いは感性を豊にする」章を朗読され、先生は「決意」「良寛」の項で詩吟を吟じられました。
◇最後に
南部健一先生の豊富な経験と洞察力のある貴重な講演をお聴きして、学ぶことや学生同士の親睦を深めること、そして「老いは感性を深める」ことなど多いに触発されました。
本日の参加人数は255名でした。