6/28 正しく歩き足腰の衰え予防!若々しさを保つ筋肉運動の進め

講師は仙台大学 体育学部 准教授 笠原 岳人さん

講師 仙台大学 笠原 岳人 准教授

  • はじめに
    ① 頭・腕・脚などを支えているのは、骨・筋肉・関節であること。

     そして、一番固い骨は、踵骨(かかと)って知っていましたか?
     また 体重 50㎏の方で、頭が 5㎏(体重比10%)、片腕が 3㎏
     (同 6%)、片脚が10㎏(同 20%)

② 加齢による筋肉の変化は → 身体の姿勢と脚に現れる。
③ 筋肉の老化とは? 筋繊維が細く痩せることによる筋肉減少。
   衰えやすい筋肉→太ももの前・脚の付け根・ふくらはぎの順。

  • 筋肉の老化と萎縮は脚からやってくる
    ① 筋肉の強化は日常生活の中でも、工夫次第で筋力アップができる。

  • 筋肉の老化を予防する運動
    ①お尻歩き運動
      

    お尻歩き運動 効果:お腹まわり・脚の付け根

② 4分の1 スクワット

4分の1 スクワット 立った状態で ひざを曲げる⇒止める⇒伸ばす
効果:太ももの前の筋肉・ふくらはぎ

かかと上げ
 踵を上げる⇒上げた状態で止める⇒踵を下す
 運動動作はあくまでもゆっくりと! 

  • 正しい歩き方で筋肉の活性化!

    歩行時の体重移動:①かかと⇒②小指側⇒③親指側

  学生も先生より実施指導いただきました。

学生をモデルに指導中!

今日の学習資料を参考に家庭内でもできる、筋肉の老化を予防し筋肉運動を実践し効果を挙げましょう!

《一連の学習には共通点》
筋肉と筋力が落ちない為の食事学・高齢者の転倒予防(筋力の衰え)・元気で長生きするために・認知症予防対策・生涯脳を一生健康に、等々を今まで関連学習として学んできました。一連の学習には共通点があるようです。

バランスの良い3度の食事・充分な睡眠・効果的な運動の継続・積極的な社会参加(コミュニケーション)により、高齢者でも、筋力アップ・脳の委縮・認知症予防等に効果があることを学びました。

さぁ~今日の学習で学んだことを自分のために実践しよう!!!