今日の学習講師は、東北大学大学院歯学研究科 教授 服部 佳功(よしのり)先生です。

フレイルとは

健康寿命と平均寿命には10年ほどの開きがあります。心身が老化して要介護に陥りやすくなった状態を「フレイル」といいます。「フレイル」は、身体面の虚弱化に、認知症やうつなどの精神・心理面の虚弱化や、閉じこもりなど社会面の虚弱化が重なった状態ですので、対策には多方面からのアプローチが重要です。
健康寿命を目指すには、しっかり食べて低栄養を予防し、フレイルを先送りすることが大切です。

健康寿命に向けた予防と対策

・中年期のメタボ対策は、心肺機能を高める運動、カロリー控えめの食生活、仕事や私生活でのストレス軽減
・高齢期には、フレイルの先送りが健康寿命の秘訣
・それには、基礎体力を維持する運動、十分な栄養と社会の関わりが重要
・メタボ対策からフレイル対策へ、視点の切り替えを!

今日の学習の要旨は口から食べて介護予防を

口から食べることの満足感や喜びが得られるばかりではなく、消化吸収、代謝、さらに食行動そのものが重要です。食べる力の衰えは、フレイル、そして要介護と日常生活機能が低下することになります。日々の食べる力を持ちましょう。日頃からかかりつけの歯医者で口腔チェックを定期的に行い咀嚼力の維持に努めましょう。