11/25 五感を介する医療~視・聴・嗅・味・蝕~
1.本日の講師及びご経歴
①本日の講師は一般社団法人日本統合医療学会名誉理事長・東北大学名誉
教授 仁田 新一 先生です。
②昭和14年生まれ、81歳,宮城県七ヶ浜町、漁師の家に生まれ、父親の生
き様を通じて五感を磨き、医療の道を選択された。
③若い時代に取組んだ人工心臓の研究で、幅広い人達との付き合いが 出来、
その後の職歴を積み重ねることが出来ました。
④本日は分かり易く、理解頂ける様お話しをしますと話され、本題に入りま
した。
2.新型コロナウイルスの概要
①新型コロナウイルスはアルコールを使い、手洗いで感染を少なく出来る。
②鼻・口・耳等の1枚皮の箇所→感染を防ぐことが肝要。
③マスクをしてないのは失礼になる→世界的なエチケット。
3.免疫力の働き・免疫システム
①感染しても2度目は軽く済み、かからない働きが「免疫」である。
②病気から守り、予防する働きを免疫システム→自然免疫と適応免疫がある
③免疫療法(オブジーボの仕組み解明)で本庶佑さんノーベル賞を受賞。
4.生体防御反応としての恒常性(血圧・血糖)
①血圧(V)=血流量(I)×血管抵抗(R)→循環オームの法則で管理。
②冬は血圧が上がる→脳卒中が多い→循環のオームの法則。 ③心の安定化は7項目の心の状態を安定にすることである。
※怒り→10秒間数えて我慢する→鎮まる→高齢者は気を付ける→生きるコツ
5.日常生活の免疫力アップの工夫
※知的好奇心・運動・趣味→「心のアース」→脳を委縮させないこと。
6.五感を介した免疫力UPの工夫
※五感+第六感(インスピレーション)使わないと退化する。
以上を映像を屈指して、皆さんに問いかけしながら、分かり易い講演をされました。 生活に役に立つ健康医療の数々を再認識し、学ぶ内容でした。
本日の出席人数は265名でした。